VERY9月号、上野千鶴子さんインタビュー

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VERY9月号、上野千鶴子さんインタビュー





どうでもいいですが、いい母前髪でこんなイイコトありました!って無理ありすぎじゃないですか。前髪切っただけでママ友増えたとか前髪のおかげで周りからはおしゃれで柔らかいママに見えると好評です。自分で言うなよ。

これからの時代の「女らしさ」「男らしさ」の伝え方

さて、後半の大特集。これからの時代の「女らしさ」「男らしさ」の伝え方 マキタスポーツさんのインタビューは、んーーーって思うところはあったんですけど(がんばってはいるけど古めかしい部分もある)VERY側の、

そもそも生理や出産というハンデやリスクを抱えつつ、女、妻、母を使い分けて、その揺れの中で戦っていて・・・

に対しての

イクメン参加型というのは合理的だと思います。ただ、それは各家庭の中で個別の話し合いでバランスを決めていかなくてはならない。とてもしんどい作業です。今のSNS社会には中途半端な解説者がいっぱいいて、そういうこれみよがしな成功例を見せられると、あの家はあんなにうまくいってるのにという邪な気持ちが芽生えてくる。

という部分に結構しっかり答えるなぁ~~~っと好感度がアップしました。三浦瑠麗さんも言ってたけど、各家庭の個別の話し合い。別に家事を10になってもそれで納得してる奥さんなら全然いいんですよね・・・でも、そこで、ただなんとなく女性だからとか、母親だからやるべきっていう思考停止じゃなくて、配偶者と話し合って決めていかないといけないよな~っていう。ただ、相手が自分のことを「女性」「母親」というフィルターを通してみてる場合、そもそも同じ土俵で話し合いができないから、これがめちゃくちゃしんどい作業ですよね・・・同じページのエッセイスト、紫原明子さんのインタビューも面白かった。娘さんがフェミニストこじらせて腐女子っていう。犬夜叉のかごめは守られる存在なのに、犬夜叉に横柄な態度をとるのが嫌いって・・・(笑)

男性たちは「無自覚」に女性を差別している。しかもそれはどうも親の育て方に原因があるらしい。ー中略ーこの問題が難しいなと思うのは、これから「女性差別をしない男の子を育てないと」と私たちが頑張りすぎると、ともすれば健やかに生きるために持っているべき自信の芽まで摘んれしまうんじゃないかということ。男の子が人として持っていていい自尊心と、持っていない方がいい自尊心と、見分けるのはとても難しいと思うんです。

いやもうこれほんまにVERY??すごい問答だよ???(笑)

さらに上野千鶴子先生のインタビューはVERYのコンセプトそのものを揺るがすという。

基盤のある女性は、強く、優しく、美しい

このVERYのコンセプトだけど上野先生曰く、基盤=インフラ、つまり夫と安定した収入のことになるので、それを提供してくれる「基盤(夫)」がいるなら、そりゃ「強く優しく美しく」いられるでしょう!とのこと。なるほど~。コンセプトの違和感をずっと感じてたんだけど、そこだったんだわ・・・基盤ね・・・都内のママたちからの「女の子はバリキャリになるより良縁に恵まれる方がいいと思っている。」「がつがつ勉強するより、女性らしい柔軟さやかわいげを育ててほしいから付属小学校を受験させた」「出産・子育て・夫の転勤で妻である私はキャリアの中断を余儀なくされることを知ってしまったので、働くことはマストだとしても、ある程度の学力と柔軟性や許容力を身につけてほしい」

・・・・ううう・・・・・お母さんたち・・・!!結婚する以外に生きていく選択肢がなかった母親世代からの「男性と同じように働いてほしい」「でも女の幸せもつかんでほしい」というプレッシャー。疲れた令和元年のお母さんたちは、自分の子供にはこんな思いさせたくない「そこそこでいいのでは・・・」と思ってしまっているんですよね。。。




ちなみにこの特集の中でも「82年生まれ、キムジヨン」の話はちらっと出てきてました。